参与の読書散歩 #66

砂金探し

Selected by安積秀幸参与先生

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平成28年5月11日の新聞に、日本地質学会が
県の石を認定したことが書かれています。
新潟県は佐渡の金、鳥取県は砂丘の砂等が認定されました。
兵庫県でも、山陰のジオパークを代表する
豊岡市の玄武洞のアルカリ玄武岩が兵庫県の岩石として、
鉱物として明延鉱山の黄銅鉱、化石として丹波竜の化石が認定されました。

以前から岩石には興味があって集めていました。
今もいろいろな石が身の回りに転がっています。
机の上では、友人がアスワンハイダムの近くで拾ってこられた珪化木が
書類が飛ばないように紙の上に鎮座しています。










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ひとりで探せる川原や海辺のきれいな石の図鑑
柴山元彦 著 (創元社)

5月13日の神戸新聞正平調にも
日本地質学会が県の石を認定したことが書かれています。

 理学博士の柴山元彦さんによれば、
 わが国は“石の標本箱”と言われるほど石の種類が多いそうだ。
 特に川は宝庫というから馬鹿にできない(略)
 柴山さんは加古川で採れる石も自著で紹介する。
 赤く光るガーネット、水晶、砂金・・・。
 魅力にはまる「石屋」が増えるかもしれない。

と結んでありました。

 「エーッ!、加古川で砂金?」
早速インターネットで柴山さんの著書を調べ、
この『きれいな石の図鑑』を見つけ、本屋さんに走りました。

加古川での砂金、書いてありました。写真も地図も掲載されていました。
好奇心旺盛な親友に声をかけて砂金探しをすることにしました。
まわりからは「あほちゃうん。見つかるわけないやん。」と言われながら、
お互いに休みの取りやすい8月に決行しました。
道具は前に勤めていた学校で借り、事前に地学の専門家にも聞き、
熱中症に備えてのスポーツドリンクも数本、準備万端。

現地につき意気揚々川原に降りようとした「いちびり」の2人に、
通りがかりの自動車から「砂金探しですか?」の声。
「なんでわかるんですか?」「ここ有名やもん」。
さらに意気込んで川原に到着。川の流れに足を入れての作業。
案外涼しいもんです。

約2時間。見つかりませんでした。
小さな小さなガーネットのかけらのみ。
「こうなったら、たとえ1つでも砂金を見つけなやめられんな!
今度は、もう少し涼しいときに。」
と2人で意気込んで帰りました。道具も買うことにしました。
懲りない2人です。

地学の専門家に改めて聞きました。
「川の中を探すなんて・・・・・。探す場所間違ってる。」の一言。

ある酒の席でこの顛末を話しました。呆れておられる方もあり、
「ロマンがあるなあ。場所を教えて。」と言われる方もあり。
秋に再挑戦の計画も着々と進んでおります。

9月23日の新聞に養父市の中瀬金山会が
『ディスカバー!中瀬金山』というガイドブックを
刊行されたことが書かれていました。
電話して送っていただきました。
そのことを親友に話したところ、
兵庫県にはたくさんの鉱山があったことや
検索サイトなどの情報をもらいました。

どこまでのめり込むんでしょうね。この2人。
魅力にはまってしまった「石屋」が、
少なくともここに2人増えています。





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兵庫県播磨高等学校

Author:兵庫県播磨高等学校
2021年に創立百周年を迎える兵庫県播磨高等学校です。
「読書の学校づくり」を推進中です。

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