普通科2年2組の学級登校日

8月22日は、普通科2年2組の学級登校日でした。

担任の田中祐子教諭は、
普段からよく図書室を訪れてくださいます。
今回は、クラスの生徒たちにもっと
図書室を知ってもらいたいという
田中教諭の提案により、図書室で過ごすことが決まりました。

好きな本を読んだり、
友だちと本について語り合ったり、
新聞を読んだり、
また、ちょうど翌日が漢字検定ということで、
漢検の勉強をする生徒など、
みんな思い思いの自由な時間を過ごしていました。

私も本を手に取る生徒に声をかけたりして、
心楽しいひとときになりました。

本を楽しそうに見ている様子_convert_20130823100637
友だちと一緒に眺めると、普段とは違った「収穫」がありそうです

友だちと本について語っている様子_convert_20130823100650
本を手に友達に笑顔で語りかける様子が多く見られました


熱心に勉強中の生徒_convert_20130823100616
漢字検定の勉強に集中しています

頼もしい助っ人

8/3(土)は、今年第2回目となる本校の体験入学日でした。
プログラムの最後に設けられた部活動の見学の時間には、
2名の中学生が図書部を訪れてくれました。

副校長先生の読書散歩コーナーや
姉妹校の展示コーナーを中心に、
40分ほどかけて
図書室をゆっくり、たっぷり
見学してもらうことができました。

また、図書室に自習に来ていた3年生が
学校のみどころを話してきかせてあげるという
微笑ましいひとこまもありました。

さて、
今日は「図書室づくり」に力を貸してくれる生徒の姿を
ご紹介したいと思います。

こちらは、本のブッカー(透明のカバー)かけを手伝って
くれている生徒会メンバー。
右から、3年生の段林さん・西村さん・宮武さん。
1_ブッカーかけ_convert_20130806112855
空気が入らないようにぴしっと貼るため、3人とも真剣です。

そしてこちらは、POP制作中の3年生松本さん。
2_松本さんのポップづくり_convert_20130806112908


完成したPOPがこちら!
3_ポップ完成作品_convert_20130806112925

イラストだけでなく、カードの使いかたも変化に富んでいます。
後日、私が図書のおすすめ文を書き込んで、
いま図書室で大活躍しています。
POPを見て実際にその図書を借りていく生徒が多く、
この4冊はすぐに貸出しになりました。

これからも生徒と一緒に取り組む図書室づくりを
進めていきたいです。

最後にご紹介するのはこちら。
4s_ブックレポート3年2組の看板_convert_20130806112949 5s_ブックレポート展_convert_20130806113005

6_生徒のブックレポート展示作品_convert_20130806113600

以前このブログでも取り上げた、
「キャリア」の授業で生徒が仕上げた英文レポートを、
現在図書室に展示しています。
授業担当の常森教諭と一緒に開設したコーナーです。
図書室に立ち寄ったときに、ぜひのぞいてみてください。
ペンギン・リーダーズを手にするきっかけをくれるかもしれません。


副校長の読書散歩 #11

       
科学を通して人を知ることができる文庫2冊

selected by 安積秀幸副校長先生


IMG_0805



私は、たいがい本を読むときには、
「あとがき(または解説)」から読み始めます。
ですから、あとがき→はじめに→本文→あとがきの順になります。

あとがきには、その本の著者の思いが切々と綴られています。
その著者の思いを頭の片隅に置きながら読み進みますと、
「ふ~ん。そーなんか。」と感じるところがたくさんあります。
2回目に読む「あとがき」も最初に読んだ時と違った面白さがあります。
この2冊も、このように感じながら読みました。

科学に関する本というだけで毛嫌いされる方も多いと思いますが、
この2冊はなかなか違った観点から書かれています。
科学を切り口にしながら、本当は人に関して書かれている興味深い本です。
是非、「あとがき」から読んでみて下さい。







科学の扉


『科学の扉をノックする』 
小川洋子 著(集英社文庫)



この本は、6月12日の「高校生のための文化講演会」の時に
集英社から寄贈された文庫100冊の内の一冊です。

小川洋子さんの小説では「博士の愛した数式」を初めて読みましたが、
数学を題材にされた小説家が、
科学をどのように感じてどう表現されているのかと
興味を感じて読み始めました。

7つの分野の方々が紹介されていますが、「あとがき」には
「取材を終え私が一番に思うのは、
 皆さんが奉仕の心を持っておられたことです。
 目に見えない何か、自分より偉大な何かに対し、
 戦いを挑むのではなく、謙虚な心で奉仕する。
 その心がいつも私を感動させました。」と書いておられます。
「目に見えない何か」を
「サムシング・グレート」と呼ばれています。
宇宙、鉱物、DNA、スプリング8、粘菌、骨格標本、トレーニングコーチ。

DNAの話の一部は7月20日の第一学期終業式の式辞にも紹介しました。
心の持ち方ひとつで、あなたの体の中のDNAが
すばらしいスイッチをオンにしてくれます。
式辞で約束しましたオカリナは、
DNAのおかげで完成しましたことを報告しておきます。





女子中学生の小さな大発見


『女子中学生の小さな大発見』
清 邦彦 著 (新潮文庫)



専門が同じ理科の清先生が書かれた本であり、
タイトルがおもしろいと感じて、平成14年、発刊されてすぐに購入しました。

表紙には「Hさんは168gのスジコの中にイクラの粒が
いくつ入っているか数えました。1505個ありました。」など
「えっ!」と感じる「自由研究」が紹介されています。
自由研究は、長いレポートでなくてもいい、
別に結論が出ていなくてもいい、
なぜだろうと疑問に思うだけでもいい、
「すごいっ」と感動するだけでもいい
と清先生は言っておられます。
全く同感です。

読んでいて驚いたり、笑ったり、感心したりの連続です。
原稿を書いている今は夏休みです。
夏休みと言えば、
「自由研究」に皆さんも何をしようかと悩みませんでしたか?

このような新鮮な発想を、私たち教員、いやいや大人が
つぶしてしまってはいませんか。




* 「副校長の読書散歩」とは?

「図書だより 7月号」

毎月発行の図書だよりです。
*クリックすると拡大表示されます。

図書だより7月

「税」の作文の参考文献を探しにきた生徒と
一緒に図書を探したり、
貸出しにいらっしゃった先生方と
少しおしゃべりをしたり。

夏休みの図書室には
普段よりも少しゆったりした時間が流れています。

8月の図書室

スイカの美味しい季節です。
8月の図書室から、「図書室だより」をお届けします。

手芸部の8月の作品_convert_20130731133137

季節の展示コーナーには、
表紙の"青"が印象的な図書を集めています。
コーナーを飾る手芸部のかわいい作品が、
図書室に涼しさを運んでくれました。
白やブルーの「アイスボール」一つひとつにまで手が込んだ力作です。

丸々としたスイカとペンギンの正体は紙風船です。
(スイカの中にはダンボールをしのばせて、
立体的な形をキープしています。)

また、写真には写っていませんが、
常設の「姉妹校コーナー」の棚の側には
地球儀の紙風船を飾っています。

さて、6月に本校の記念講堂で行われた
高橋源一郎先生による講演会の主催団体である
一ツ橋文芸教育振興会*より、
講演を記念して集英社文庫を寄贈していただきました。
→講演会の模様はこちら(「播磨高校 NEWS&TOPICS」を表示します)

その数なんと100冊。

集英社文庫100冊 全体の展示_convert_20130731133414
ボリューム満点の展示コーナー。100冊のリストを添えて。

生徒からはとても人気があります。

毎月発行している『図書だより』の7月号では、
この100冊の中から4冊を紹介しています。
紹介したい図書は、もちろん4冊には収まりきりません。
続きはぜひ図書室で。

播磨の50冊_convert_20130731134334

そしてこちらは、昨年の学芸発表会で紹介した
「播磨の50冊」のコーナーです。
それぞれの作品に対応するPOPもセットで展示しています。
読書感想文の図書選びの参考にしてみてください。


~夏休み中の開館について~
 日曜日とお盆の週を除き、ほぼ毎日開館しています。
 開館時間:8時~15時

 <8月の閉館日>
 10(土),13(火)~15(木),24(土),31(土)

 ※上記に加え、毎「日曜日」は閉館しています。

*一ツ橋文芸教育振興会
 集英社が、自社の創業50周年にあたる昭和51年に創業者の故相賀武夫氏の
 遺徳をしのび、これを顕彰するため、読書推進活動を行う財団法人として設立した。
 2013年4月、公益財団法人に移行。
 集英社のほか、グループ会社である小学館、白泉社、ホーム社、
 集英社ビジネスの各出版社からの援助により事業を運営している。

 
プロフィール

兵庫県播磨高等学校

Author:兵庫県播磨高等学校
2021年に創立百周年を迎える兵庫県播磨高等学校です。
「読書の学校づくり」を推進中です。

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