「ポーランドコーナー」を展開中です

ポーランドコーナー_201612


いま、図書室に入ってすぐのスペースを
「ポーランドコーナー」として
ディスプレイしています。

大きく貼り出しているのは、
今年の初夏に、研修旅行で同国を訪れた
特進コースの2年生によるレポートです。

ポーランド共和国の首都、ワルシャワには
本校の姉妹校であるナザレ校があり、
同校の生徒の皆さんとの交流は、
研修旅行の大きな目的のひとつとなっています。

レポートの掲示とあわせ、
ポーランドに関連する書籍を集めています。

思い思いの「入り口」から、
ポーランド共和国との関わりを深めていってもらえたら、
と考えています。


学芸発表会で展示を行いました

学芸発表会2016


11月5日、6日の2日間にわたり、
学芸発表会が開催されました。

図書部・読書部は、日々の活動の紹介として
3つの企画展示を行いました。


学芸発表会2016_ビブリオバトル

1つ目は、今年の3月に、
図書部員が本校の教職員を対象に行った
「ビブリオバトル」の報告です。
(当日の様子は、以前こちらのブログでも紹介しています)



学芸発表会2016_ポップギャラリー

2つ目は、図書部・読書部員が作った
POPのお披露目です。
図書館内でのディスプレイや、
「Yomo Yomo Spot」への配架の際に活躍している
選りすぐりのPOPを一覧できるようにしました。



学芸発表会2016_yomoyomospot

3つ目は、普段は各学年のフロアに1台ずつ
設置している「YomoYomoSpot」の展示です。
10月に本校で開催された創立95周年記念の特別講演会に、
スピーカーとして来校してくださった
鎌田實氏の著作を集めています。
「YomoYomoSpot」の配架図書の入れ替えや
ボードのディスプレイの変更は、
図書部・読書部員の協力のもと定期的に行っています。



また、学芸発表会のなかで毎年行われている
「朗読のコンテスト」では、
図書部の部長が去年に引き続き1位に輝きました。

参与の読書散歩 #66-後日談

砂金探しの後日談


「こうなったらたとえ1つでも」という思いは
強まるばかり。
砂金を選り分けるためのパンニング用の皿も
購入することになりました。
「とにかく専門家のご指導を」と思っていた矢先、
幸いなことに兵庫県教育研究会科学部会の行事で、
「地学巡検」が開催されると案内がありました。
そのテーマが、「山崎断層」と「砂金探し」でした。
早速申し込みをして参加しました。

当日、道具はすべて貸していただきました。
バール、たわし、台所で使うプラスチックのザルとボール、
パンニング皿、移植ごてなどなど。
「パンニング皿だけではだめなの?なんでバールがいるの。」
と思いながら現地到着。
次回には1人でも行けるように教えていただきました。

指導していただいく先生のまずは実演、
岩の割れ目の中の砂や、
そこに生えている植物の根についている土、コケ等から
ザルとボールでたくさんの砂を集められました。

その砂をパンニング皿に入れ
大胆に砂を川の水で流していかれました。
「えー!そんな大胆に流していいの?」と思っていると、
皿に残った砂鉄をていねいに見ていかれました。
その中にキラッと光る金があるではないですか。
参加している15人ほどから「おー!」と歓声が上がり、
指導者の先生も
「今までここで見つけた砂金の中で一番大きい。」の一言。

みんな勢い込んで作業開始。
なかなか見つかりません。
途中から私もだんだん大胆になって
できるだけ多くの砂を集めて、砂鉄だけに。

先生に「この中にありますかねえ」とたずねますと
「ありますよ」との返事。

「どこに?」「ここに!」「え?どこ?」「ここ!」

よくよく見ると小さな小さな黒ではない色の粒が。
内心「嬉しい~」と「こんな小さいの?」の複雑な気持ち。
小瓶の中の水中に大事に入れて、持ち帰りました。

帰るなり「みつかったん?」の一言。だまってその瓶を差し出す。
「このホコリみたいなんが砂金?
 砂金と思ってみるから、そうかなと思うけど」。

職場では、
「このホコリみたいなものを一生懸命に探すあんたに感心する。」
と言われたり。

大事に大事に持ち歩いていたら、
瓶の栓が外れて水がポケットの中に流れているではありませんか。
「ありゃー」ポケットの布を丹念に見ても見つからず・・・・・。
瓶をルーペで見ていたら、らしき粒が・・・・・。

やれやれ。

参与の読書散歩 #66

砂金探し

Selected by安積秀幸参与先生

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平成28年5月11日の新聞に、日本地質学会が
県の石を認定したことが書かれています。
新潟県は佐渡の金、鳥取県は砂丘の砂等が認定されました。
兵庫県でも、山陰のジオパークを代表する
豊岡市の玄武洞のアルカリ玄武岩が兵庫県の岩石として、
鉱物として明延鉱山の黄銅鉱、化石として丹波竜の化石が認定されました。

以前から岩石には興味があって集めていました。
今もいろいろな石が身の回りに転がっています。
机の上では、友人がアスワンハイダムの近くで拾ってこられた珪化木が
書類が飛ばないように紙の上に鎮座しています。










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ひとりで探せる川原や海辺のきれいな石の図鑑
柴山元彦 著 (創元社)

5月13日の神戸新聞正平調にも
日本地質学会が県の石を認定したことが書かれています。

 理学博士の柴山元彦さんによれば、
 わが国は“石の標本箱”と言われるほど石の種類が多いそうだ。
 特に川は宝庫というから馬鹿にできない(略)
 柴山さんは加古川で採れる石も自著で紹介する。
 赤く光るガーネット、水晶、砂金・・・。
 魅力にはまる「石屋」が増えるかもしれない。

と結んでありました。

 「エーッ!、加古川で砂金?」
早速インターネットで柴山さんの著書を調べ、
この『きれいな石の図鑑』を見つけ、本屋さんに走りました。

加古川での砂金、書いてありました。写真も地図も掲載されていました。
好奇心旺盛な親友に声をかけて砂金探しをすることにしました。
まわりからは「あほちゃうん。見つかるわけないやん。」と言われながら、
お互いに休みの取りやすい8月に決行しました。
道具は前に勤めていた学校で借り、事前に地学の専門家にも聞き、
熱中症に備えてのスポーツドリンクも数本、準備万端。

現地につき意気揚々川原に降りようとした「いちびり」の2人に、
通りがかりの自動車から「砂金探しですか?」の声。
「なんでわかるんですか?」「ここ有名やもん」。
さらに意気込んで川原に到着。川の流れに足を入れての作業。
案外涼しいもんです。

約2時間。見つかりませんでした。
小さな小さなガーネットのかけらのみ。
「こうなったら、たとえ1つでも砂金を見つけなやめられんな!
今度は、もう少し涼しいときに。」
と2人で意気込んで帰りました。道具も買うことにしました。
懲りない2人です。

地学の専門家に改めて聞きました。
「川の中を探すなんて・・・・・。探す場所間違ってる。」の一言。

ある酒の席でこの顛末を話しました。呆れておられる方もあり、
「ロマンがあるなあ。場所を教えて。」と言われる方もあり。
秋に再挑戦の計画も着々と進んでおります。

9月23日の新聞に養父市の中瀬金山会が
『ディスカバー!中瀬金山』というガイドブックを
刊行されたことが書かれていました。
電話して送っていただきました。
そのことを親友に話したところ、
兵庫県にはたくさんの鉱山があったことや
検索サイトなどの情報をもらいました。

どこまでのめり込むんでしょうね。この2人。
魅力にはまってしまった「石屋」が、
少なくともここに2人増えています。





* 「副校長の読書散歩」とは?

参与の読書散歩 #65

同じ学校に勤務されていた「湊かなえ」さん

Selected by安積秀幸参与先生

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本に書かれている湊さんのプロフィールを読んで驚きました。
淡路の高等学校で家庭科を教えておられたということです。
ひょっとして、私が勤めていた学校では・・・・・。
そのようでした。残念ながら入れ替わりでした。
ひょっとしたら歓送迎会でお会いしていたかもと思ってしまいました。

淡路島在住で、一時家庭科の非常勤講師をされていた湊かなえさんに、
お会いして、話ができたらと思っています。









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写真:NPO法人「本と温泉」ホームページより借用


城崎へかえる
湊かなえ 著 (NPO法人 本と温泉)

「NPO法人本と温泉」の出されているこのシリーズの本は、
城崎に行かないと購入できません。
第24回で紹介しました第1弾「城の崎にて」の豆本、
第37回で紹介しました第2弾の万城目学さんの「城崎裁判」に
続くシリーズです。
平成28年7月2日の新聞で知りました。
豊岡の友人にお願いしようと電話をしたところ、
「電話がかかってくると思っていました。
新聞で読みました。早速買ってきましょう。」
とありがた~いお言葉をいただき、送っていただきました。

亡くなった小説家の母と毎年年末に城崎に旅行し、
温泉に入り、カニを食べていた主人公が、
傷心を癒すために「城崎へ帰ってきた」内容です。
後半は、母との会話と、
カニを食べる思い出のシーンの連続です。

だから、装丁も紙の箱にカニの足のようなでこぼこのある印刷、
本もカニの身を出すように指で押し出すようになっています。

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さらに本はカニの身を意識されているのか、
白一色で小さな字でタイトルと著者の名前が書かれています。

さらにさらに、本の背は綴じてあるままで、
背に塗られた接着剤で箱から出にくくなっています。

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どこまで凝った装丁なんでしょうか。

自分の作品のドラマを見ながら涙する母に、
父のことを聞き出そうとしますが
ドラマ化された小説と同じ作り話で
適当にはぐらかされてしまいます。
その時の母親の言いぐさが面白いんです。

  実際、お父さんの話、あんた喜んでたやん。
  過去がどうでも、今ここにある現実は変わらんのやから、
  人さまに迷惑かけらん範囲で、好きなように作りかえたらええんやで。
  つまらん過去よりも、ドラマチックな話の延長の方が、
  おもしろい未来をつくっていけるんちゃうかな。
  おっ、鍋がいい具合に出来上がったわ。

第2弾の「城崎裁判」を鳥取のYさんにお送りしました。
この第3弾もお送りしました。
その後Yさんから電話をいただき、
久しぶりに楽しい会話をすることができました。
いつもの通り、話題があっちこっちに飛んでしまう会話ですが。





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往復書簡
湊かなえ 著 (幻冬舎文庫)

「城崎へかえる」を読み、
淡路で教員をされていたというプロフィールもあって、
湊さんの作品を読んでみました。

私の思いと全く違った小説でした。
3つプラス1の往復書簡の形式をとった小説で、
解説は吉永小百合さんです。
今回は解説からではなく直接読み始めました。

一作目の「十年後の卒業文集」は、
ある事故をきっかけに
放送部の同級生の心のすれ違いの話が進んでいきます。
最後に同級生から行方不明と思われている人物が、
海外生活をしている同級生に成りすましていろいろと調べます。
何故このようなことをしなければならないのか、
何故成りすまさねばならないのかという
中途半端な感じを持ちました。

二作目の「二十年後の宿題」も読み進むにつれて、
「何故、竹沢真知子先生は、教え子の大場敦史さんに、
違う小学校を卒業した6人の近況を調べさせたのか。」
という疑いを持ってしまいました。
大場君の付き合っている女性が、
6人の一人であることを知りながら。
いつもなら最初に読む「解説」を二作目の途中で読みました。
吉永さんは映画「北のカナリアたち」に関しての部分を書いておられ、
疑問解消にはなりませんでした。

三作目の「十五年後の補習」も
「何故このような展開?」と思ってしまいました。
国際ボランティア隊として2年間派遣された純一と
結婚を考えている万里子さんとの書簡です。
手紙を交わすたびに万里子さんの
失った記憶がよみがえってきます。

プラス1の「一年後の連絡網」は
この三つの関連があるのかと思ってしまいますが、
そうではないようです。

「城崎へかえる」とは全く違ったものでした。
読み終えて、「何? この小説」と思ってしまったのは
私だけでしょうか。
読み手を翻弄するストーリー展開、
「それが湊文学」と言われてしまえばそうなのですが。






* 「副校長の読書散歩」とは?
プロフィール

Author:兵庫県播磨高等学校
2021年に創立百周年を迎える兵庫県播磨高等学校です。
「読書の学校づくり」を推進中です。

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